吉祥寺にある板茂氏設計の成蹊大学情報図書館です。
どこか宇宙的な印象です。というか、図書館全体が宇宙船のようです。球体の閲覧室もプラ
ネットと名付けられていて、重厚で薄くらい印象ではなく、明るく開放的な印象です。今ま
での図書館のように一人で検索をする、勉強をするという感じではなく、グループでの検討
会や研究などに向いた図書館だなとの印象を受けました。新しい図書館の利用法が模索され
たのかもしれませんね。
本という無限の情報が詰まった図書館、宇宙的というのも納得がいきます。
今回、武蔵野美術大学、成蹊大学と図書館を見学して、今後の図書館のあり方を考えるいい
きっかけになりました。次回は、多摩美の図書館に行ってみたくなりました。

- 2010/09/22(水) 15:08:30|
- 建物見学
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昨日、先輩建築家・施工会社・事務所スタッフとで建物の見学会に行ってきました。朝から雨
が降り、あいにくの天候でしたが良い建築を見ることが出来ました。
まずは、藤本壮介氏設計の武蔵野美術大学の図書館です。
中心から渦巻き状に書棚が並んでいるプランです。その書棚は、床から2階の天井までと、も
のすごい高さです。ここに全部本が入ったらすごいとは思うのですが、さすがにそんなことは
無理ですよね。書棚はところどころ穴があいていて、以外にも視線の抜けがある。また、天井
に大きなトップライトがあるので、内部の印象は明るかったです。エントランスを入ってすぐ
の吹き抜けにキャットウォークがあり、何かな?と思っていたのですが、PCが置いてありWeb
スペースになっていました。図書館特有のグリッドのプランではないので、いろいろなところ
に視線が抜けて、居心地が良かったです。
また外観には、ガラスを張り周りの緑を移して、自分自身の存在を消しています。「本の森」
というコンセプトが随所に現れた気持ちのいい図書館でした。
次回は、成蹊大学の情報図書館をお伝えします。

- 2010/09/17(金) 13:16:05|
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