NAOI通信

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週末

土曜日は、午前中の打ち合わせの後、母校の東洋大学へ行ってきました。
建築学科が出来て50周年の原広司先生の記念講演とパネルディスカッションがありました。
原広司先生は、京都駅や札幌ドームなどを設計した日本建築界の巨匠です。近代建築を見直す
こと、建築を巡る自由活動の充実、都市を再定義する情報技術の展開といった内容でした。
近代建築を見直すということでは、近代建築は1920年代に生まれた建築でそれが現在の理論
や環境にコミットするのかという問いでした。20世紀初頭は世界の人口が15億人、で本日世
界の人口は70億人を突破しました。15億人のための考え方が、70億人にも当てはまるのか?
そのようなお話でした。
また、情報技術の展開という点では、最近は都市や環境は情報技術がつくっているというお話
でした。たしかに、最近はNETなどで建物を見たのを実際に見た気になってしまっている人も
増えてるようです。実際には、建物はNETや紙面ではわからないと思いますし、体験すること
が一番身になると思うのですが。ただ、否定するばかりではなく、そこをきちんと研究しなさ
いということだと思います。

さて、日曜日ですが、椎名英三氏が設計した構造家の梅沢良三氏のご自宅を拝見する機会を頂
きました。この住宅は日本建築学会賞を受賞するなど、話題の建物です。建物の外部に耐候性
鋼板という鉄板を使っています。その建物から発する力強さと植物が持っている優しさが融合
して気持ちのいい空間になっています。ずっとそこにいたくなるような、そんな建物でした。
耐候性鋼板は、100年以上はメンテナンスフリーです。そうすると、土地だけではなく建物も
資産価値になりますし、住宅の耐久性が上がれば街並としての住環境も良くなるだろうし、資
源の消費が抑制される。この梅沢氏の考え方には、ホントに共感させられます。
本当に良い建物を見せて頂きました。ありがとうございました。



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下の写真は、梅沢氏のオフィスです。こちらも外壁は鉄です。

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  1. 2011/10/31(月) 18:08:33|
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